自由診療

自費診療とは

公的な医療保険制度を用いない診療のことを言います。検査や治療にかかる費用はすべて患者負担(10割負担)となります。しかし、保険が適用されないというだけで、高額な医療というわけではありません。
医療保険制度が適用されないことで、制限がなくなり、お一人お一人にあったカスタマイズされた医療サービスを受けることができます。

自費診療となる検査・治療(当院において)

  • 予防接種
  • 健康診断・人間ドック
  • 診断書・証明書など
  • 点滴注射

*上記についてはすべての医療機関において自費診療となります。それぞれの医療機関で、価格や内容に違いがあります。

診断書・証明書など

診断書(当院書式に限る)
2,200円/通(税込)
保険会社提出用
5,500円/通(税込)
臨床調査個人票(指定難病)
5,500円/通(税込)
罹患証明書(指定用紙あり)
550円/通(税込)
領収書再発行
550円/通(税込)
その他
11,000円/通(税込)

点滴・注射治療
(*完全予約制 事前にWebでの予約をお願いいたします)

*いずれの点滴・注射も初回は事前診察が必要です。

*メニュー・価格は、予告なく変更する場合や取り扱いを中止する場合がございますので、予めご了承ください。

事前診察
1,000円(税込)

プラセンタ

1本
1,000円(税込)
1A追加ごと
500円(税込)

プラセンタ注射とは

プラセンタ注射とは

プラセンタとは胎盤(たいばん)の事で、様々なホルモンを分泌し胎児を発育させる神秘的な組織です。
胎盤には細胞や組織を発育させ、活性化させる成長因子などのタンパク質やアミノ酸、核酸、ビタミンや未だ科学的に解明されていない物質が詰まっています。

当院で使用する医療用プラセンタについては、厚生労働省の許可を受けたヒト胎盤エキスです。プラセンタエキスの注射によって細胞分裂速度が速まり、全身の組織、臓器、肌を若返らせると言われています。

「メルスモン」と「ラエンネック」の2つの製剤が厚生労働省で医薬品として認可されています。いずれも日本国内の産婦人科で健康な母親から正常分娩で生まれた胎盤を使用して作られたものです。


>未承認の限定解除要件についてはこちら

期待できる効果
  • 慢性疲労
  • 肩こり、腰痛、ひざなどの関節痛
  • スポーツ後の筋肉痛や筋肉疲労
  • 乾燥肌の方やアトピー性皮膚炎
  • 冷え性、生理不順、生理痛
  • 更年期障害の症状
  • シミ、くすみ、肌荒れ(予防美白効果)
  • 自律神経失調症、拒食症、不眠症
  • 肝機能障害
  • 花粉症などのアレルギー

*効果の感じ方には個人差があります

副作用

主な副作用は、注射部位の内出血、疼痛、発疹、熱感、掻痒感、硬結です。

内出血はどのような注射においても起こり得る副作用の一つです。起こった場合も、10日程度で自然と治癒します。

硬結は1~2日で消失します。しかし、同じ部位に繰り返し注射をすると、稀に硬結が残存することがあります。当院では、毎回部位を変更して注射をし、硬結の残存を予防しています。

その他に、頭痛、閉経後の生理、軽微な生理不順や不正性器出血、女性化乳房、眠気、だるさ、体重増加が報告されています。頭痛はラエンネックで報告されていますので、気になる方はメルスモンへ変更することをおすすめします。眠気やだるさは自律神経の興奮を抑える作用のために起こりますが、通常1日で取れます。眠気を感じた際は、車、バイク、自転車などの乗り物の運転は控えてください。体重増加は、プラセンタが消化吸収を促進する作用があるためと言われていますが、極端に増えることはありません。
いずれの薬剤もアレルギー症状を発症される方がいらっしゃいます。同薬品についても、他の薬剤を比較し特別頻度が高いということはありません。

プラセンタ注射の推奨量と頻度

最初の1ヵ月週に2回2本/回
その後週に1回2本/回

にんにく注射

1回
2,000円(税込)

ニンニク注射とは

ニンニク注射とは
ニンニク注射には、「にんにくの成分が入っている」わけではありません。
注射の際に、「ニンニク」のような匂いがすることから名付けられた俗称です(臭いはすぐに消えます)。
ニンニク注射の主な成分は、「ニンニク」にも含まれる「アリナミン」というビタミンB1誘導体です。ビタミンB1誘導体は、エネルギー代謝を促進し、疲労物質である乳酸を分離することで疲労回復に寄与します。


>未承認の限定解除要件についてはこちら

期待できる効果
  • 筋肉疲労の改善
  • 二日酔いからの回復
  • 風邪からの早期回復
  • 食欲増強
  • 免疫力の向上
  • 肩こり・筋肉痛の改善
  • 神経痛の改善
  • 胃腸の働きや肝機能の改善
  • 肌荒れの改善
  • 糖質などの代謝を亢進・改善
  • 乳酸の蓄積を防ぐ
  • 血行を改善し、新陳代謝を向上

*効果の感じ方には個人差があります

副作用

主な副作用は、注射部位の内出血、疼痛、発疹、熱感、掻痒感、硬結です。

内出血はどのような注射においても起こり得る副作用の一つです。起こった場合も、10日程度で自然と治癒します。

硬結は1~2日で消失します。しかし、同じ部位に繰り返し注射をすると、稀に硬結が残存することがあります。当院では、毎回部位を変更して注射をし、硬結の残存を予防しています。

いずれの薬剤もアレルギー症状を発症される方がいらっしゃいます。同薬品についても、他の薬剤を比較し特別頻度が高いということはありません。

注射中に、「ニンニク」の臭いを感じる方もいらっしゃいますが、ビタミンB1に含まれる硫黄が原因です。臭いはすぐに消えますし、揮発性成分ではないので、口臭がすることはありません。

ニンニク注射の推奨頻度

最初の1ヵ月週に2回
その後週に1回

*明確な決まりはありません。

白玉注射(グルタチオン600mg)

1回(600mg)
3,500円(税込)
1A(200mg)追加ごと
1,000円(税込)

白玉注射とは

白玉点滴とは

白玉注射の主成分は「グルタチオン」です。

グルタチオンはグルタミン酸、システイン、グリシンの3つのアミノ酸からなるトリペプチドです。

ヒトでは、全身のほとんどの細胞に高濃度に含まれており、薬物などの解毒に関わっています。抗酸化作用としても必須物質であり、体内で生じた過酸化水素や脂質過酸化物の還元・無毒化に重要な役割を果たしています。また、生体内の抗酸化物質であるビタミンC, Eの酸化を還元し、抗酸化作用をリサイクルしています。
これらの作用によって、大きく「お肌の悩み」と「肝機能」にたいして効果が期待できます。


>未承認の限定解除要件についてはこちら

期待できる効果
  • 美白
  • アレルギー疾患の改善
  • 黒色メラニンの抑制
  • 二日酔いからの回復
  • 免疫力の向上
  • 不眠の改善
  • 慢性疲労の改善
  • 肝機能の改善
  • 肌荒れの改善

*効果の感じ方には個人差があります

副作用

主な副作用は、注射部位の内出血、疼痛、発疹、熱感、掻痒感、硬結です。

内出血はどのような注射においても起こり得る副作用の一つです。起こった場合も、10日程度で自然と治癒します。

硬結は1~2日で消失します。しかし、同じ部位に繰り返し注射をすると、稀に硬結が残存することがあります。当院では、毎回部位を変更して注射をし、硬結の残存を予防しています。

いずれの薬剤もアレルギー症状を発症される方がいらっしゃいます。同薬品についても、他の薬剤を比較し特別頻度が高いということはありません。

白玉注射の推奨頻度

最初の3ヵ月週に1回
その後月に1回程度

*明確な決まりはありません。

男性型脱毛症(Androgenic Alopecia:AGA)治療

*いずれの薬剤も毎回診察が必要です。

*薬剤・価格は、予告なく変更する場合は取り扱いを中止する場合がございますので、予めご了承ください。

男性型脱毛症(AGA)治療とは

男性ホルモンの影響で前頭部や頭頂部を中心として頭髪が薄くなる進行性の脱毛症です。
日本人の場合、約30%の方が男性型脱毛症(AGA)とされ、早い方だと、20代から症状が出現します。また、遺伝的要素も多く、ご家族に薄毛の方がいらっしゃる場合は、男性型脱毛症(AGA)の可能性が高くなります。

男性型脱毛症(AGA)治療の原因

男性型脱毛症の主な原因は、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン」とされています。このジヒドロテストステロンは、日々体内で分泌すされる男性ホルモンの一種「テストステロン」から生成されます。

毛髪の発毛や育毛に重要な役割をもつ毛乳頭には、テストステロンをジヒドロテストステロンに変換する「5α還元酵素」が存在します。特に、前頭部と頭頂部には多く存在します。5α還元酵素により変換されたジヒドロテストステロンが、毛乳頭の男性ホルモン受容体に結合すると、発毛・育毛のサイクルを乱し抜け毛を促進します。

この「5α還元酵素」には1型と2型が存在します。男性型脱毛症については、特に2型が関与していますが、治療に際しては1型、2型ともに阻害することが効果的との報告があります。

治療薬(当院採用薬)

フィナステリド:5α還元酵素2型阻害薬

「2型5α還元酵素」を阻害することで、ジヒドロテストステロンの産生を抑制し、毛髪の正常な成長を促します。
用法容量

1日1回1錠

*効果発現までしばらく時間を要します。

 3〜6ヶ月の服用で効果を判定します。

デュタステリド:5α還元酵素1,2型阻害薬

「1型5α還元酵素」「2型5α還元酵素」を共に阻害することで、より強くジヒドロテストステロンの産生を抑制し、毛髪の正常な成長を促します。特に前頭部の男性型脱毛症に効果が期待されており、フィナステリドで前頭部に効果がなかった方に使用すると効果が期待されます。
用法容量

1日1回1錠

*効果発現までしばらく時間を要します。

 3〜6ヶ月の服用で効果を判定します。

副作用

性機能不全(性欲減退、勃起不全、射精障害:1%程度)、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感:1%程度)、抑うつ気分、腹部不快感、発疹(1%未満)、精巣痛、精巣腫脹など

注意点

・内服中は献血ができません。

献血が可能になるのは服薬中止後1か月からです。

・前立腺癌の検査を受ける際には必ず内服中であることを申し出てください。

内服中は前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAの値が低下するからです。

薬剤

価格(約1ヵ月分)

フィナステリド

5000円(28錠)

デュタステリド

6000円(30錠)

 

ED(勃起不全)治療

*いずれの薬剤も毎回診察が必要です。

*薬剤・価格は、予告なく変更する場合は取り扱いを中止する場合がございますので、予めご了承ください。

ED(勃起不全)とは

ED(Erectile Dysfunction)=勃起不全とは、性交時に十分な勃起が得られない、または維持できない状態のことです。

ED(勃起不全)の原因

心因性

20~40代の若年層に多くみられます。
仕事や家庭でのストレス、性行為がうまくいかなかったときのトラウマなどが挙げられます。うつ病などの精神的な疾患に伴うものもあります。
ED治療薬が有効なことが多く、ED治療薬を服用することで自信を持って性行為に臨めるようになります。

器質性

血管障害:加齢による動脈硬化、糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病に伴う動脈硬化によって血流が障害されEDを起こします。

神経障害:糖尿病性神経障害、脳出血、てんかん、パーキンソン病、アルツハイマー病などの脳・神経障害、睡眠時無呼吸症候群、前立腺がんや前立腺肥大症などの手術後、脊髄損傷や骨盤損傷などによる神経の障害によりEDを起こします。

治療は、原因疾患の治療を行いつつED治療薬を服用します。

男性更年期障害

50歳前後の男性で、血中テストステロン値が低下する方がいます。これにより引き起こされる倦怠感などの諸症状を男性更年期障害(LOH症候群)といいます。テストステロンの低下は勃起力を弱めるためEDの原因となります。
また性欲減退で性行為の回数が減り、EDをさらに進行させることがあります。

薬剤性

服用している薬剤が原因で、EDとなる場合があります。
降圧剤や、抗うつ剤、精神安定剤、向精神薬、睡眠薬等を服用されている場合は、薬の副作用によりEDになる可能性があります。

ED(勃起不全)の治療

ED治療の中心は内服治療になります。 

日本ではED治療はあまり普及していません。EDの自覚があっても、「恥ずかしい」「面倒くさい」「日常生活にそれほど影響ない」「薬に頼ってまで治さなくてもいい」などと考えられる方が多いようです。

EDを治療し過ごす生活は、パートナーとの関係性に潤いをもたらし、また例え性交渉が無くても、生活習慣病の改善や動脈硬化の予防にもなり、アンチエイジング(抗老化)につながるものと考えられます。
「EDかも?」と思ったら、あれこれ悩まずにぜひご相談ください。

治療薬(当院採用薬)

シルデナフィル 25mg

陰茎海綿体のPDE5(ホスホジエステラーゼ5)を選択的に阻害薬し、陰茎への血流を促進し、勃起を勃起、維持させます。
また、シルデナフィルは肺動脈性肺高血圧症(PAH)の治療薬でもあり、心臓と肺の間の血液の流れを改善する効果があります。
用法容量

1日1回1〜2錠

*効果は、内服後30分から1時間で現れ、性的刺激があった場合にのみ勃起がおこります。

*効果の持続時間は約4~6時間です。

副作用

ほてりや潮紅(約5%)、頭痛(約4%)、消化不良・腹痛(約1%)、動悸(約1%)、視覚障害(彩視症、色彩異常)(約1%)、めまい(約1%)、錯感覚、感覚鈍麻、失神など

薬剤

価格(1錠)

シルデナフィル 25mg

600円(1錠)

*バイアグラのジェネリック品です。