食べすぎ、飲みすぎ、仕事などのストレスによるもの、単なる便秘や痔などと自己判断し放置していませんか。上記のような症状の原因として、炎症性腸疾患や大腸がんなど早期の治療介入が必要な病気が潜んでいることがあります。早めに専門医を受診し適切な検査を受けることをお勧めします。ご心配な方はお気軽にご相談ください。必要な検査について適切にご提案いたします。
大腸ポリープやごく早期の大腸がんは症状がありません。 上記の項目に該当する方は、大腸がんのリスクがあります。症状がなくても大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)を受けることを強くお勧めします。がんであっても、早期に発見し、早期に治療を行うことで根治が望めます。
小腸(一部)
小腸がん/リンパ腫/小腸潰瘍/クローン病/腸管ベーチェット病/腸結核
大腸
大腸がん/大腸ポリープ/神経内分泌腫瘍/大腸粘膜下腫瘍/リンパ腫/クローン病潰瘍性大腸炎/大腸憩室/大腸憩室出血/大腸憩室炎/虚血性大腸炎/大腸メラノーシス/腸間膜静脈硬化症直腸粘膜脱症候群/内痔核/過敏性腸症候群
*検査当日の注意点
保険証、受給者証の他、お薬手帳をご持参ください。また、他院での検査結果などお持ちの方はそちらもご持参ください。
検査で洋服が汚れてしまうことがあります。汚れが目立たない洗濯がしやすい服装でご来院ください。
*上記料金は保険診療での概算です。 保険診療で大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)を受ける際の費用は、厚生労働省が定めた診療報酬により算出されるため、全国一律の金額となります。ただし、検査時に使用する薬剤や追加検査の有無によって、上記費用に加えて別途費用がかかる場合があります。
*追加の検査を希望しない場合は、事前にお申し出ください。
大腸カメラの検査前には下剤の服用が必要となります。
当院では、院内での下剤内服を希望される方のために、トイレを完備した個室を準備しております。周囲の方を気にすることなく、安心して下剤を服用していただけます。
大腸カメラの検査前には、大腸内の便を出しきってしまう必要があるため、下剤を服用していただきます。下剤については、各製薬会社の努力もあり、以前と比較すると格段に服用しやすくなっております。しかし、「どうしても下剤が服用できない。」とおっしゃる方が一定数いらっしゃいます。そのような方に対し、当院では「自身で下剤を服用しない方法での前処置」による大腸カメラについても対応しております。 *適応基準がございます。ご希望の方、どのように検査するのか、お知りになりたい方は、検査前診察の際にお申し出ください。
大腸ポリープには、良性であっても、将来がん化する可能性があるもの(大腸腺腫)があります。大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)時に、治療適応のある大腸ポリープを認める場合があります。事前に大腸ポリープの切除を希望された方(一定の条件があります。)については、検査時に大腸ポリープを確認した場合、大腸ポリープの日帰り手術を行います。
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大腸カメラについては、Webにて24時間予約を受け付けています。電話でのご予約を希望される場合は、診療時間内(*電話予約は09:00~17:30)にご連絡ください。保険診療での大腸カメラ希望の方は、検査の3日以上前に、事前診察を受けていただく必要がございます。
診察や検査の結果、当院では対応が難しいと判断した場合には、適切な基幹病院へ、適切なタイミングでご紹介いたします。