熊本市がん検診

日本人の2人に1人が「がん」にかかり、熊本県では4人に1人が「がん」で亡くなっています。

「がん」は完全に予防する方法はなく、誰しもかかる可能性がある病気です。しかし、早期に発見・治療できれば、完治の可能性が十分にああります。

熊本市では肺がん・胃がん・大腸がん・乳がん・子宮頸がんの5種類のがん検診を実施しています。 

当院は、「胃がん検診」・「大腸がん検診」の実施医療機関に選定されています。

「胃がん検診」・「大腸がん検診」の受診を希望される方は当院にご相談ください。

熊本市胃がん検診(内視鏡)

熊本市胃がん検診(内視鏡)
【対象】年度内に50歳以上の偶数年齢になる方
【費用】3000円(税込)(自己負担額)
    *「70歳以上の方」、「市民税非課税世帯の方」などは無料(自己負担額)
【受診方法】直接お電話でご予約ください。
    *詳細については「熊本市がん検診のご案内」(下記)でご確認ください。
     

https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2898

胃内視鏡検査の受診方法

(1)胃内視鏡検査の対象年齢であるか確認する

  胃内視鏡検査の対象となるのは、年度内に50歳以上の偶数年齢になる方です。早見表でもご確認いただけます。

   PDF 令和6年度がん検診年齢早見表 新しいウィンドウで(PDF:104.5キロバイト)

(2)予約を入れる  

 胃内視鏡検査を受診する場合は、当院へ事前に電話でご予約をお願いします。
ご予約の際は、必ず「熊本市の胃がん検診」とお伝えください。

 

*当院では鎮静剤を使用し経口での内視鏡検査を実施しております。
 *診療や予約の状況によっては日程のご希望に添えない場合がありますので、予めご了承ください。

 

(3)受診
 マイナ保険証もしくは健康保険証を持参してください。

胃内視鏡検査の方法

鎮静下に口から胃内視鏡を挿入し、食道・胃・十二指腸を観察します。異常がある場合には、病変を一部つまんで(組織生検)検査を行ったり、色素を散布して病変を見やすくすることがあります。

※組織生検が行われた場合、組織生検の費用については保険診療として別途請求があります。検診費用のほかに保険診療の一部負担金を追加してお支払いいただくことになります。

胃内視鏡検査を受診する前に

【以下に該当する方は受診できません】
  • 職場等で同様の検診を受ける機会がある方
  • 検査部位の病気等で治療中・経過観察中の方
  • 自覚症状のある方(すぐに専門病院に受診してください)
  • 疾患の種類にかかわらず、入院中の方
  • 胃全摘術後の方
  • 妊娠中、妊娠している可能性のある方
  • インフォームドコンセントや同意書の取得ができない方
以下に該当する方検査をお断りすることがありますので、
予約時に医療機関にご相談ください
  • 咽頭・鼻腔などに重大な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
  • 呼吸不全のある方
  • 急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
  • 明らかな出血傾向またはその疑いがある方
  • 最高血圧が極めて高い方
  • 全身状態が悪く、胃内視鏡検査に耐えられないと判断される方

熊本市大腸がん検診

熊本市大腸がん検診

【対象】年度内に40歳以上になる方

【費用】500円(税込)(自己負担額)
    *「70歳以上の方」、「市民税非課税世帯の方」などは無料(自己負担額)
【受診方法】年間を通して、指定医療機関で個別に受診することができます。 
      受付にて「熊本市の大腸がん検診」とお伝えいただき、マイナ保険証もしくは健康保険証をご提示ください。
    *詳細については「熊本市がん検診のご案内」(下記)でご確認ください。

 

https://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=2898

検査方法

2日間に分けて検便検査を行います。

大腸にがんやポリープなどがあると、便に血液が混入することがあります。

便潜血では、ごく微量でも便に血液が混入していることを判定することができます。

検査キットに入っている採便棒を使い、便の表面のいろいろなところをまんべんなくこすりとります。

2日間に分けて便を採取したら、当院にご提出ください。

1回でも陽性となれば、精密検査(大腸カメラ検査)が必要になります。

検査方法