糖は私たちの生命を維持するためには必要不可欠なものです。
しかし、血液中の糖の濃度(血糖値)が高い状態が持続すると、全身の血管や末梢の神経に障害をきたします。
微小な血管が障害されると網膜症や腎機能障害を発症し、場合によっては失明したり、人工透析が必要になることもあります。
また、大きな血管が障害されると心筋梗塞や脳梗塞、四肢の壊疽を生じてしまうことがあります。
末梢の神経が障害されると手足の痺れを感じるたり、めまいや便秘を生じることがあります。
重大な病気を発症してしまうと、命にかかわることになります。
例え命が助かったとしても、ご本人だけでなくご家族のその後の生活に多大な影響を及ぼすことになります。
糖尿病を指摘されたらすぐに適切な治療を開始し、重大な病気の発症を予防しましょう。